[laː] [a] [laː]

[laː] [a] [laː]

→ 舌先を上前歯の付け根に平らに押し当て,舌の両側の隙間から「うー」と声を出すようにして発音します。舌先で歯茎の後ろを弾いて発音する日本語のラ行の子音と異なり,舌を押し当てたまま発音します。舌を離さないよう,注意しましょう。

[ʁaː] [a] [ʁaː]

[ʁaː] [a] [ʁaː]

→ うがいをするときのように呼気で口蓋垂 (ノドビコ) を震わせて発音します。まさにうがいの要領で上を向くと,[ʀ] が出やすくなります。うまく音が出せない場合は,人差し指を第一関節まで軽く口にくわえて「ラッ」と言ってみましょう。舌が上あごに付かないようにするのがポイントです。

→ 後舌と口蓋垂との間で呼気を摩擦させて発音します。有声音なので,同時に声を出します。出し方のコツは [ʀ] の場合と同様ですが,やや力を弱めて「ラー」と息を吐き出すようにすると摩擦音 [ʁ] になります。日常語で広範に用いられており,『ドイツ語発音の森』のIPA表記でも [ʁ] を標準とします。